パリでの食事、アガペシュプスタンス
ここ数年前から北欧(特にデンマーク)でのフランス料理の流れがあり、フランス料理の新しいスタイルが提案され支持されています。今年も世界ベストレストラン50店の一位に輝くのはフランスではなくデンマークのコペンハーゲンにあるnomaです。 その新しい流れの一店であろうアガペシュプスタンスに行ってきました。 正直少ないポーションで皿数が多いスタイルはあまり好きではないんですが(少なすぎて何を食べてるんだか分からないし印象も薄いですし)自分が食べてみてどう感じるか試したかったんです。
お店の中は1つの長いテーブルをシェアするスタイルです。もちろん背もたれもないですし、隣との感覚も近いのでもっとゆったりと食事をしたいと言う人もいてるでしょうね。賛否両論あると思いますが沢山のスタイルがあるのがパリ、おもしろいです☆
そしてその長いテーブルがそのまま調理場とつながっています。 すぐ横なので肉を焼いてる音や料理人同士のやりとりがよく聞こえてきます。 コース1皿の料理にそれぞれ違うワインがセットになったものを頼みました。
最初にジュラ。
料理説明はあまり覚えていないので簡単に。ビーツのチップス。
赤、黄パプリカとシェーブル、酸味の効いたレモンクリーム。酸味が強調された一皿。
玉葱の皿。 プティオニオンの中にはチョリソー、そしてオニオンチップス。
フェタチーズのエスプーマと緑野菜。 フランスの野菜、味がしっかりしてて美味しい。
これが有名なボルディエのバター、色が他のと全然違う、ものすごく黄色いんです! 手前がボルディエの海藻バターです。初めて食べましたが香りが良くて人気なのわかりますね☆
アーティチョークとリゾット。
これがメインの子牛とモリーユ茸です。 子牛の火入れがとても良かったです☆ 写真とり忘れましたが赤はシノンでした。昨日といい今日といい、ロワール率高い。あまり飲んだ事なかったけど好きになっちゃったよ〜! ロワールいいね!! とゆうかワインセレクトめちゃくちゃ良かった!この人の選ぶワイン好き。 親切だし気さくだし気取ってないし、私はお客さんに喜んでもらうためにいつも良いものを探してる(多分そんな意味だったと思う)と言ってました。 この人の選ぶワインを飲みにまた来てもいいかなって思う人でした。 レストランって料理だけ美味しくてもダメだしワインだけでもダメだし心地よい空間だけでもダメだし、レストランは総合力だなって思わされましたね。
デザートはホワイトチョコとユズ。
デザートにミュスカ!